【コラム】「脱いだらすごい」って実は微妙

皆さんこんにちは。本文で触れますが、ハロウィーンでサメコスプレしました。全く盛り上がりませんでした。通りすがりのKIRIMIちゃんのコスプレに「なんでサメ?」とかつぶやかれる始末。

(お前こそサ○リオの色モノキャラじゃねーか!擬人化された鮭の切り身のクセに!大体KIRIMIちゃんもサメも同じ魚類だからな!)おっと、心の声が丸聞こえ。山田崇太郎です。

冷静に考えてみたら、筋肉しかない山田が着ぐるみで筋肉を隠したら、ただのコミュ障に成り下がるワケで。なんでこれに5000円も出しちまったんだ…。

そんな今回のテーマは、隠しちゃいけない「アウトライン」。

 

 

ハロウィーンの日、僕はキリンになる

毎年恒例、ハロウィーンに行ってきました。筋肉バカのバカ騒ぎ、今年は六本木でした。例年は上半身裸にボディペイントで全身青ずくめにしてブルーマン。これでマッチョの需要を確認します。ただ、お祭り騒ぎが終わった後にボディペイントを落とすオッサンの姿はもの悲しい。

夏草や兵どもが夢の跡――そんな経験で心が折れ、今年は着ぐるみという暴挙に出ました。ド○キで購入したヤンキーよろしくスティッチの着ぐるみでありません。H&○で買ったジョーズの着ぐるみです。アメリカ人ってなぜかサメ好き。ハロウィーンの定番、ゾンビやナースに紛れ込むサメ。なんで?サメにそんな親しみ覚える文化?山田が知らないだけ?サメで思い浮かぶのってジョーズだけ。あの不気味なメロディと恐怖しか印象ありません。

途中、ベストボディに出ている某有名マッチョ(既婚者)が上半身裸で六本木の街を闊歩してました。アウトドア!ナイスアウトライン!

フィジークの選手って競技特性のせいかインパクトあります。厚みというか、幅広ボディ。影絵ならぶっちぎりでカッコいいよなあ。余談ですがこのマッチョ、3年連続くらいでハロウィーンには上半身裸で出没しています。2年前は渋谷の路上でも会いましたね、そのときはお互いに上半身裸で。だからサメの姿で見つかった山田は、なんで裸じゃないのか問い詰められました。10月末のクソ寒い午前2時にもかかわらず裸でいる人に言われたら、反論不可。とりあえず脱ぎました。ついでに一緒にいた友人も脱がせました。脱いだらやたら人が群がってきて、例年の人気を取り戻しました。着ぐるみ無意味!筋肉バンザイ!ありが とうベストボディのマッチョ先輩!

こうして、マッチョの裸は仮装(コスプレ)として成立することがわかりました。あ、お祭りじゃないときに上半身裸だとポリスマンが来ます。でもハロウィーンだとマッチョ好きの女の子と動物園感覚の女の子が来ます。ゲイも来ます。ノンケも来ます。

ここで大事なのは、決してモテているわけではないという認識。例えるなら、動物園でキリンを見て騒いでるようなものです。動物園で人気者のキリンさん、可愛いですよね。でも家でキリンを飼おうとは思わないですよね。エサ代かさむし、そもそも家に入らないだろうし。まあ、そういうことだ!

 

 

既製服が着られない、それこそが始まり

唐突ですが、家に収まらないキリンよろしく、普通の服じゃ収まらないくらいのアウトライン、つくりたいものですよね。それなりにマッチョ気取りだった山田ですが、ハロウィーンで厳しい現実を突きつけられました。婚活パーティーで年収で切り捨てられる男の気持ちって、こんな感じなのでしょうか。服を着てたらわからない筋肉ってショボい。隠れ巨乳じゃアピールにならないんですよ!脱いだらすごいって、実は微妙なんですよね。細マッチョばりのネガティブワードです。かといってボディライン出まくりのウエアも、私生活だと筋肉バカ丸出しで抵抗あるのですが。TPOって大事です。

でも、アウターじゃ隠し切れないくらいのアウトライン、欲しい。アウトラインにこだわって力ラダをつくっていくと、デザイナーブランドの服はまずNGです。肩幅、首まわり、胸まわりに上腕囲、このあたりが足かせになります。腹囲とかはいくらでも選択肢あるんですけどね。腹囲が100cm超える人は多数派でも、上腕囲が50cm超える人は少数派だもんなあ。比較的ふくよかな方には優しいアパレル社会。そりゃ、太めの方とアウトラインが仕上がっている方とじゃ、マーケットの規模として比較にならないでしょう。ビジネスはリアリティ。

山田の生活圏はゴールドジム、職場のジム、格闘技ジムという筋肉の孤島とでもいうべき狭すぎる生活。そんな私の社会では、アウトラインができていない人のほうが少数派なのです。感覚が狂います。そんなニッチ市場に埋もれています。

カッコいいカラダを目指してアウトラインをつくったはずが、それを包む服の選択肢が減ってオシャレが難しくなる悲しみ。いや、むしろ既製服が着られなくなってからがアウトラインの始まりなのです!

ジムに行くとアウトラインがすごい方がいらっしゃいます。何、その三角筋の張り出し! ア○ダーアー○ーってそんなに胸まわり伸びるんだ!みたいな、超ギャクサンのお兄さんとか。しかも脱いだら腹筋なくて、ア○ダーアー○ーの橋正下着ばりの外観修正すごっ!って、別の感動があったりなかったり。

アウトラインをつくる上で、まずは大きい石をつくり上げ、そこから削って整えていくイメージと、足りない部分に粘土のように筋肉を付け足していく考え方があると思います。 筋肉を増やすなら摂取カロリーをプラスにしていかないといけないから増量期、みたいに期分けしたほうが効率的。とはいえ、増量期でもやたらに太るのはよくないというのが最近のトレンドです。筋肉って減量で結構もっていかれますから。減量幅が大きくて急ピッチだと特にそう。

ボディビルやフィジークの大会に出ないトレーニーでも、ビジュアルの改善が目標という方が多数派。そしてそれらは最大限の筋量を競う競技ではなく、ポージングや筋肉の見栄えを競い合うフィギュアスポーツ。アウトラインを意識するのは必然です。大会にしても周囲にカラダをアピールするにしても、見せるのは体組成表ではないですから。

脂肪がのっていると実際に筋肉がどの程度あるのかわからないもの。そこで、機会があれば1回絞ってみることをお勧めします。ウエストも絞れて相対的にシルエット改善。ただ、大会に出るわけではないので脂肪込みのアウトラインでもいいと思います。目標がプロレスラー体形だって構わない。自分の理想のアウトラインに近づけましょう!

 

 

 

ビジュアルの改善を目標とするトレー二ーは多い。

つまり、大会に出ようが出まいがアウトラインを意識するのは必然。

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